消費者信用の基礎知識

ローン
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消費者信用とは、消費者の信用を担保として金銭の貸付や後払いによる商品の販売を行うことをいいます。主に消費者金融やクレジット制度が当てはまります。

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ローンの種類

ローンとはお金を借り、後日返済を行うことです。(例えば、マイカーローン・教育ローンなど)

ローンには、無目的ローン目的別ローンに分けられます。

無目的・目的別ローンの種類は、以下の通りです。

無目的ローン無担保ローン(カードローン等)
有担保ローン(不動産担保ローン等)
目的別ローン教育ローン
住宅ローン
マイカーローン

また、担保には以下のように分かれます。

物理的担保…返済できない場合に担保物件を処分して返済に充てます。(不動産や商品など)

人的担保…保証人が代わって返済します(よく言われるのが、連帯保証人です) 。保証会社の保証を利用する場合も多いようです。

無担保ローンには、これらの担保を必要としないものをいいます。

総合口座等とカードローン

では、ローンを組みたい時はどこで契約できるのか。いくらまでローンを組めるのかを以下でまとめました。

総合口座

普通預金口座の残高を超える金額が引き落される場合に、定期預金や国債を担保に、自動融資を受けることができます。一般的な融資限度額は、定期預金残高の90%以内で国債など公共債額面合計金額の80%程度までで、それぞれ最高200万円まで、合計400万円までになっています。融資利率は定期預金の場合、利率は+0.5%、国債などの場合、店頭表示の貸越利率になります。

※融資限度額等は金融機関等により異なります。

ゆうちょ銀行の総合口座

通常貯金口座の残高を超える金額が引き落される場合に、定期貯金や定額貯金を担保に自動融資を受けることができます。融資限度額は、定期性貯金の合計額の90%以内で、最高300万円となっています。融資利率は、定期貯金を担保にするの場合、利率は+0.5%で、定額貯金を担保にするの場合、利率は+0.25%になります。

生損保の契約者貸付

貯蓄性のある生命保険や積立型の火災保険・傷害保険に加入している契約者が対象です。融資限度額は解約金返戻金の80%程度までで、融資利率は契約日によって異なります。

年金担保貸付

国民年金、厚生年金保険等の加入者は、独立行政法人福祉医療機構から年金を担保に借入れができます。これを年金担保貸付といいます。貸付金額は、支払い年金額の1.0倍以内で最高250万円となっています。返済方法は、現在では年金額の定額を返済に充てる方法があります。

※平成22年2月までは、年金額の全額を返済に充てる方法もありましたが、廃止になりました。

※ 厚生労働省から「令和4年3月末の予定で新規申込受付を終了する」旨の方針が示されました。

独立行政法人福祉医療機構 https://www.wam.go.jp/hp/cat/nenkinrousaikasituke/

カードローン

CD(現金自動支払機)・ATM(現金自動預入引出機)から自由に貸付を受けることが出来ます。

カードローンの返済方法

1) 通常の借入方式:

・一括払い

・分割払い→元利均等返済と元金均等返済があります

2) リボルビング払い

一定の利用限度額を設定し、その範囲内においてあらかじめ設定した金額を分割して支払う方法です。毎月の返済金額を一定にして計画的な返済を行います。

3) アドオン方式

あらかじめ元金に対して貸付期間と所定の年利率を掛けて利息額を計算し、元金と利息の総額を変更回数で割って毎回の返済額を決定します。そのため、表示されている金利よりも実質負担金利はかなり高くなります。

クレジットカード(販売信用)

① クレジットカードの仕組み

クレジットとはラテン語で「貸し付け」という意味で、信用や信頼を表します。利用者の信用を基にカード会社との間に契約が結ばれ、加盟店での商品購入やサービスの提供を受けることが出来る仕組みになっています。

クレジットカードを利用しているということはカード会社から一定期間、信用を提供されているということです。海外では、現金払いの人よりもカード払いの人を信用するということも言われています。まだまだ、日本国内では現金派の方が多数だと思います。

クレジットカード会社は利用者(カード会員)に代わって加盟店(商品を購入した店)にその代金を支払います。

★クレジットカードの所有権は名義人ではなく、カード会社にあります。(名義人に貸与たいよされます)

★最近のクレジットカードは、利用ごとにポイントが貯められ、ポイントごとに景品に交換できる機能があるものが多くなっています。

② クレジットカードの支払いと手数料

イ)    一括払い

翌月または翌々月に一括にして支払う方法で、手数料はありません。

ロ)    分割払い

2回以上に分けて、支払う方法です。2回払いまでは、手数料が掛からないとしている場合が一般的です。

ハ)    ボーナス一括払い

ボーナス時に一括して支払う方法です。ボーナス時一括で支払う方法と2回のボーナス時に分けて支払う方法があります。通常、手数料はありません。

ニ)    リボルビング払い

CMなどでよく流れている「リボ払い」とは、これの略です。一定の限度額を設定し、あらかじめ定めた金額を分割して支払う方法です。毎月の返済額が一定の定額リボルビング方式が一般に用いられます。必ず手数料が掛かります。

③クレジットカード盗難保険

クレジットカードには、一般的に盗難保険が付帯されています。保険料は無料の場合と有料の場合があります。万一盗難にあって、不正に使用された場合は届け出た日から遡ってカード会社が定める期間(保険適用期間)の損害が補償されます。

なお、利用者に重大な過失があった場合や、カードの裏にサインがされていない場合は、保証されないことが一般的です。

④クレジットカードの種類

種類
特徴
銀行系カード銀行および銀行の子会社が発行するカード
T&Eカード旅行や娯楽に特化した独特のサービスが特徴です。
信販系カード信販会社が発行するカード
流通系カード百貨店・専門店やその子会社が発行するカードで、自社グループで
出来る「ハウスカード」と広く加名店を集めているものもあります。
業態別カード中小小売団体系、石油会社系などの業態別で自社クレジットカード
会社を設けており、最近は銀行系・信販系カードと提携したり、
業務委託するケースが増えている

デビットカード

キャッシュカードとクレジットカードの機能を一つにしたカードです。

買い物などで、現金の代わりにキャッシュカードで代金の支払いが可能となるサービスです。利用代金は即時にキャッシュカードの預金口座から引き落とされます。クレジットカードとは違い即時決済が特徴です。

クレジットカード・電子マネーは24時間利用出来ますが、デビットカードは取扱い金融機関のシステム稼働時間となっている時間帯に利用出来ます。

電子マネー

一定の金額データをカードに移し、その範囲以内ならいくらでも使えるプリペイドカードに似たシステムです。暗証番号やサインも不要でスピーディーに決済処理が出来ます。

※最近の『スマホ決済』( PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、d払いなど )のシステムとは、電子マネーとまた違ったシステムとなっています。

預金者保護法

キャッシュカードの偽造や盗難等によって、ATMから預貯金が引き出される被害にあった預金者に対して、金融機関側に保証を義務づけた法律です。

しかし、通帳が盗難に遭い預金が引き出された場合は、適用されません。

①偽造カードによる被害

原則として、金融機関が全額補償されます。ただし、被害者に重大な過失があった場合は、全額補償されません。

②盗難カードによる被害

原則として、金融機関が全額補償します。ただし、被害者に重大な過失があった場合は、全額補償されません。単に過失があった場合は、75%が補償されます。

「本人の重大な過失」となりうる場合の例
  • 本人が他人に暗証番号を知らせた場合
  • 本人が暗証番号をキャッシュカード上に書き記していた場合
  • 本人が他人にキャッシュカードを渡した場合
  • その他本人に上記の場合と同程度の著しい注意義務違反があると認められる場合

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